経営を分析するフレームワークの中に「3C分析」というものがあります。
3つのCで情報を整理します。
- Company(自社)
- Customer(顧客/市場)
- Competitor(競合)
情報を整理していくと、顧客が何を求め、自社はそれに対してどういったサービスを提供していけば良いか気づきが得られます。
そして、競合他社とは違うところで顧客のニーズに応えられることは何か、競合他社から競り勝てる部分はどこかなども考えられます。
3C分析というフレームワークを知ってから10年以上が経ちました。
実は、今までこのフレームワークを使ったことがありませんでした。
競合他社と比較するという概念がどうしても腑に落ちていなかったからです。
たしかに競合他社のことを考えどう差別化していくかは重要なことです。
ただ、そもそも自社の特徴を磨くことや、自社が抱える課題をクリアする方が大事だという思いが強くありました。
経営する立場にいたときも、「競合を考える前にまずは自分たちのあり方を見直せ」と思っていました。
先日ある講習のお手伝いをしました。
そこで3C分析の説明があり競合他社のことを考えていくことの大切さを説いていました。
先日読んだ『ファスト&スロー』(ダニエル・カーネマン著)の中で書かれていたこととリンクしてきました。
「競争を無視すれば過剰な市場参入が起き、過当競争が発生して、もはや利益は確保できなくなる。そうなれば当然ながら、平均的な結果は赤字になってしまう。」
これらを通し、少し自分の考えを改める気になりました。
早速、企業支援の際に、普段使っているフレームワークに3C分析を埋め込んだものを使用してみました。
そしたら、かなり良い(笑)
この企業の状況に合っていたという面もあるのですが、競合他社を考えることで自社の本来の強みが見えてきました。
今後は3C分析も活用していきたいと思います。
長年慣れ親しんだものや考え方を変えるということはなかなかできません。
でも、世の中は速いペースで移り変わっています。
何かに固執していると「時代遅れ」になっていたり、より良いものを見過ごしたりという恐れもあります。
柔軟に自分をアップデートさせていく必要性を強く感じました。
ちなみに、私の屋号である「3C-Support」の「3C」は3C分析とは全く関係ありません(笑)
