1114 『人間失格』

『人間失格』(太宰治著/新潮文庫/2006年) 自分を偽って生きるのは苦しい。 思いと反して他者に迎合していくこともつらい。 生きていれば、そうせざるを得ないときはあります。 抗っても、抗っても、大き...

1113 『文章は、「転」。』

『文章は、「転」。』(近藤康太郎著/フォレスト出版/2024年) 当たり障りのないことはAIに文章を書かせてしまえばいい。 議事録、商品紹介、計画書、補助金申請書、応募動機など。 自分が言いたいポイン...

1112 10分間

仕事が閑散期のためWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を堪能できました。 優勝したベネズエラのキャプテンで捕手であるペレスに好感を持ちました。 日本との対戦の際、落ちたマスクを打者から手渡され...

1111 垂れ幕

11:00の表示を合図に、鍵、スマホ、イヤホンを手に取り家を出る。 車があまり通らない道沿いに小さな平屋がある。 玄関の前には横に伸びた手すりがあり、そこには「反対!」の垂れ幕がかかっている。 隣の葬...

1109 ヨーグルト

今朝は言葉が出てきません。 書く作業は朝の1時間と決めているのですが、もう半分以上が過ぎてしまいました。 「日々新た」をはじめてから3年が経ちました。 毎日のことなので、こういう日もあります。 「今日...

1108 『向田邦子ベスト・エッセイ』

『向田邦子ベスト・エッセイ』(向田邦子著/筑摩書房/2020年) お恥ずかしながら、エッセイというものをはじめて読みました。 なぜこんなに話が飛ぶのか。 今まで「主張→根拠→まとめ」のような小論文のよ...

1107 たいしょうごと

木蓮の花が黄色く光る朝だった。 家から徒歩20分のスーパーからの帰りに下り坂を降りていると、あちらの方から腰がゆるやかに曲がったおばあさんが歩いてきた。 90歳くらいだろうか、濃い紺色のジャケットに、...

1106 『雪国』

『雪国』(川端康成著/角川文庫) じっくり味わいたい文章というものがあります。 五感を使った文章、情景が浮かぶ文章、少しわかりづらいが意味がありそうな文章。 これらをさらっと読んでしまうと、私の頭には...

1105 トリプルたまらん

何時だろうか。 バイクが停まり、エンジン音の上で脈を打つようなウィンカーが5秒程度つづき、スタンドを上げて進み出し、また停止。 部屋はまだ暗く、おそらく外に出ると吐く息も薄いグレーになりそうだ。 今な...

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