『戦争と平和 5』(トルストイ著/光文社古典新訳文庫)

全6巻あるうちの5巻目です。
ロシア侵攻を行ったナポレオン軍がモスクワを占領し、そこから退避するまでの期間を描いています。
モスクワ占領は1812年9月2日から1ヶ月余りの期間です。
この間にモスクワ大火があり、略奪行為、処刑なども行われ、さまざまな登場人部の視点でそういった光景が描き出されます。
主要登場人物の一人であるアンドレイ公爵は重傷を受け搬送されます。
搬送する過程で、たまたま元婚約者ナターシャと再会します。
献身的に看病をしますが、アンドレイ公爵は亡くなります。
ピエールはモスクワで放火容疑で逮捕され、フランスの捕虜となります。
他の捕虜に対する処刑の場面も見ます。
軍隊長から信頼され良好な関係となりますが、フランス軍退却の状況下では親しくしていた軍隊長たちの態度が180度変わって冷たくなります。
『戦争と平和』は読んでいて面白いのですが、いろいろな情報が出てくるので、かなり頭の中がごちゃごちゃになります(笑)
巻末に訳者である望月哲男さんの「読書ガイド」が掲載されてあり、最後にこれを読むことで、あらすじや意味するところが整理できます。
いつも「読書ガイド」に助けられています。
さて、やっと最後の6巻に移ります。
年内には読みきれそうです。
