「人材戦略」に関する研修を受けました。
中小企業診断士向けの理論研修です。
中小企業では人材不足が問題となっていますが、せっかく採用した人材もすぐ辞めてしまうことが多い。
いかに定着させていけるかは多くの会社の課題となります。
人材の定着をどう図るか、人材に対する人事管理をどのように行っていけばいいのか。
実践的なところからわかりやく解説してもらえたので、大変参考になりました。
人材の定着率を上げるにはどうすればいいか?
私が一番大事だと思っていることは「対話」です。
人材が辞めてしまう主な理由を見ていると、最終的に行き着くところはコミュニケーションの質であることがわかります。
中小企業、特に50名以下の企業では、社長が全社員を見渡せる位置にいます。
社長が率先してコミュニケーションを図るということは、とても大切なことだと思います。
とはいっても、それが難しいからみなさん困っている。
一方で、ある程度の職場環境の整備も必要です。
社員の子育てを応援できる体制にする、治療を必要としている社員が無理なく通院できる体制にする、親の介護が必要な社員が働ける環境にするなど。
研修を受けた夜、留学仲間(日本在住3名、米国在住2名)とZoomで近況報告をする機会がありました。
仕事と子育ての両立で苦しんでいる友人がこんなことを言っていました。
「今の仕事を辞めて独立しようと思っている。いろいろ理由はあるけど、子どもが大きくなってきたことも大きい。」
なんでだろう?と思いながら聞いていると、
「幼稚園までなら自分の都合でスケジュールは組めた。でも、小学生になってくると、子どもの都合でスケジュールを組む必要も出てくる。勝手に友達と約束してきちゃうし。」
なるほど!
柔軟に働ける職場環境が大事だという意味が少しわかりました。
仕事とプライベートの両立でどういう課題を抱えているかは、当人に聞かないとわかりません。
社員それぞれ違うでしょう。
それには「対話」が必要であり、社員にとって働きやすい環境をどう作るかを考えることも社長の役割ではないか。
人材の定着のためには、コミュニケーションをしっかり取りながら、どう働きやすい職場環境や制度を作っていくかも考えていく。
両面で考えていくことの大切さを、研修と友人の言葉で感じた一日となりました。
と同時に、「人事管理」という要素も少し交えながらご支援をしていけるようにしたいとも思いました。
