0395 年度の始まり

今日から新年度。

社会人になってからは「年度」はあまり気にするものではなくなりました。

これまでの仕事では年度の持つ意味はほとんどなかったです。

ただ、中小企業診断士の活動を行う中で、年度を少し意識するようになってきました。

国の施策も年度で決まりますし、活動の幅も年度の変わり目で広がることもあります。

そもそも、なぜ「年度」は4月始まりなのでしょうか。

気になったので調べてみました。

日本で年度が制定されたのは明治2年(1869年)で、当初は10月始まりだったようです。

西暦を採用した明治6年に一旦1月始まりになります。

明治8年には、土地に課される税金の納期に合わせる形で7月始まりに。

で、明治19年(1886年)から4月始まりに法改正されました。

当時は軍事費激増により収支の悪化が深刻化していました。

赤字削減と予算の辻褄合わせが必要となり、明治18年度を7月から翌年の3月までと短縮したのです。

それ以来、4月始まりが続いています。

(*参照:国立公文書館HP)

明治の人たちは大変だったでしょうね(笑)

西暦が登場するは、年度の始まりが目まぐるしく変わるは。

さすがにもう年度の始まりが変わることはない?

学校の始まりにも影響が出ますしね。

そういえば、学校の新学期の始まりを変更するという議論もありましたよね。

どの程度進んでいるのでしょうか。

世界水準で考えるなら9月始まりでしょうか。

もしかしたら、学校の始まる時期が変わることがあるなら、そのタイミングで年度を変えるということもあるかも!?

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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