0425 放送大学「エネルギーと社会 (‘19)」

放送大学の「エネルギーと社会 (‘19)」という授業を視聴しました。

前回は、講義「地球温暖化と社会イノベーション(‘18)」で地球温暖化を学び、本講義ではエネルギーについて学びました。

主任講師は迫田章義さんと堤敦司さんで、全15回の授業です。

<シラバスに記載されている講義内容>
エネルギー問題・地球温暖化問題の解決を図るには、エネルギー技術開発だけでなく、エネルギーと社会について、その関連性を本質的によく理解することが求められる。この講義では、エネルギーと社会・経済との関係を様々な視点から考察し理解を深めるとともに、エネルギー技術について、その基礎から応用、社会的な側面も含めて俯瞰的、系統的に学習する。

テーマは、エネルギーと社会・経済の関わり、地球温暖化問題、エクセルギーとアネルギー、エネルギー変換、エネルギー技術、再生可能エネルギー、貯蔵・輸送システム、水素エネルギー、原子力エネルギー、省エネ、家庭部門のエネルギーなどです。

エネルギーの形態は6種類あります:

  1. 力学的エネルギー(位置エネルギーと運動エネルギー)
  2. 光エネルギー
  3. 化学エネルギー
  4. 核エネルギー
  5. 電気エネルギー
  6. 熱エネルギー

そして、自然界に存在し源となるエネルギーを一次エネルギーといい、3つに分けられます:

  • 化石エネルギー
  • 再生可能エネルギー
  • 原子力エネルギー

これらのエネルギーから消費するためのエネルギー(二次エネルギー)へと転換されます。

日常生活で当たり前のように手に入れられる電気。

「多くの電気は化石燃料を使って作られている」と漠然と捉えていました。

実際には、それらの燃料でタービンを回し電気を作っています(運動エネルギー)。

つまり、「どうやってタービンを回すか」が本質なんだということを理解しました。

タービンを回すためのエネルギーをどこから持ってくるのか。

それが化石燃料なのか、風なのか、水なのか、原子力なのか。

こう考えると、何となく不思議な気持ちになります。

結局はタービンを回すことが肝なんだなと。

太陽光や燃料電池はタービンを回さずに電気エネルギーを作りますが、それでも大量に作るにはまだまだ制限がある。

これだけ技術が進んでいるのに、電気エネルギーを大量に作るためにはタービンを回すことしかできないんだなと。

原始的というか、なんというか。

この部分がわかっただけでも、私には大きな学びとなりました。

「エネルギー」ってかなり面白いものだなと思いました。

不思議な部分も多いし、その中でいろいろな知恵を使って技術が生み出されている。

いい学びの機会になりました。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
ホーム
記事
検索
雑記メモ