セミナーに参加すると気づきが生まれます。
行くまでは億劫なのですが、受けてみると学びがあり、トータルしてプラスになる。
先日受けたセミナーでも気づきがありました。
自社の商品やサービスを訴求する際、どうしてもこの商品やサービスの良さを熱く語りたくなります。
「この商品は高品質で他社には負けません!」
良いものであればあるほど、どうしてもそこを伝えたくなります。
ただ、相手が消費者ではなく事業者である場合、それではなかなかうまくいかない。
大事なのは、取引先がそれによってどんな経済的利益を得るのか。
セミナーでそういった話がありました。
言われてみるとそうですよね。
良いものだから取引先も選んでくれるだろうと思いたくなりますが(そういうケースはもちろんあります)、多くの取引先は経済的利益を求めています。
良いものでなくても経済的利益が出るのであれば取り扱うということも多々見受けられます。
それが現実ですし、そのように世の中は回っている。
自社の商品やサービスを事業者向けに訴求する際は、何が取引先にとってプラスなのかをしっかり伝えていく必要があります。
こういった視点はどうしても忘れやすい。
セミナーなど第三者の話を聞いていると、このように忘れやすい視点を再確認させてもらえます。
有難いことです。