円安が進んでいます。
1ドル=155円を突破しました。
34年ぶりの安値だそうです。
円安が進むと、特に厳しいのは海外から商品を輸入している事業者です。
ご支援先で主力商品を米国から輸入している事業者さんがいます。
円安が進むほど利益が薄くなるため、販売価格を上げたばかりです。
想定となる為替レートは「1ドル=150円」でした。
長期的に見たら少し落ち着くだろうと予想していましたが、今後も円安が進行していくのであれば、さらに販売価格を上げていくことも検討が必要になってきます。
どこまで円安が進むのでしょうか。
こういうときに経営者はどういう判断を下すのか。
今後も円安が進むことを想定した値上げを行うのか、それとも値上げによる受注減を抑えるためにある程度の価格で据え置くのか。
答えがないことなので、最後は経営者の判断と覚悟になりそうです。
あらゆるコストが上がってきている中で、経営の舵取りは難しくなってきています。
ご支援先のご苦労がわかるため、この円安の動向に私も注視しています。