「経験値」ってスゴイと思いました。
60代後半の経営者と話していて感じたことです。
話を伺っていて、実際に動き経験したことから学びを得ている方なんだと思いました。
知識ベースではなく、実際の経験値に基づいて意見を述べていることが伝わってきます。
一見すると何ともないように感じることもあるのですが、実はかなり深いのではないかと。
この深みというものに少しずつ気づけるようになってきました。
経験値が豊富な中で出てくる意見は何か違うんですよね。
地に足がついているというか、話に説得力があるというか。
このレベルになるには、多くの「行動による経験」が必要なんだろうなと感じました。
この方とは同じ目標に向けてご一緒させてもらっています。
私を含め関わる人に対し、たまに苦言を呈されます。
でも、その頻度は少ないし、基本的には温和であり柔軟です。
私が逆の立場だったら、何度も憤りを感じ爆発していると思います(笑)
この経営者に1回会った私の友人がこう言いました。
「あの方は、すべてを見通していると思う。」
すべてをわかった上で、関わる人には自由に動いてもらっている。
誰が何を得意としていて、誰が何を不得手にしているのか、どの程度のプレッシャーに耐えられるのか。
そんなことは当然のように把握しており、ちょっとマズイと思ったときに手綱を締めているのでしょうね。
今私がこの経営者とご一緒できていること、それは何か意味があることなのだろうと思います。
その有り難さを噛み締めながら、全力で向き合っていかねばと感じています。