歴史を知る。
最近読んでいる本や、たまたま見たテレビ番組で、「歴史」の大切さを感じる機会がありました。
私はそこまで歴史に詳しくないため、体系的に学んでいきたいという気持ちが出てきました。
人類が地球に誕生してからどう進化してきたのか。
世界の歴史はどういう流れになっているのか。
そして、特に大事なのは、日本の歴史をしっかり押さえておくこと。
過去の延長線上に今があり、ここから次の世代へバトンタッチしていく。
ひとつの流れの中にいる上では、切り離すこともできないし、過去を知らないと何をバトンタッチしていけばいいかも掴めません。
大きな流れを押さえたあとには、さまざまな観点から歴史を見ていきたいと思っています。
経済の視点、エネルギーの視点、紛争の視点、皇室の視点、宗教の視点、精神の視点、生物の視点など。
ある本に「歴史を知ることで、現在地がわかるようになるし、未来を予測することもできる」と書かれています。
どういった意味なのかまだ自分の中で落とし込めていないのですが、大変興味を感じるテーマです。
先日読んだトルストイの『戦争と平和』でこんな一文がありました。
「彼らの一つ一つの行動は、本人は自分たち自身のための自由意志による行動と思っているが、歴史的な意味では自由なものではなく、歴史の歩み全体と結びついており、はるか以前から決定されているのである」(第3部第1編1章)
どうしてそんな紛争が起きたのか、どうして権力者はそのような決断をしたのかなど、疑問に感じることが多くあります。
でも、一人一人の意思決定や行動は、大きな歴史の流れという観点では必然ではないか。
トルストイの言葉を読んだとき、そう受け止めました。
歴史は奥深いのでしょうね。
やっと歴史に興味が湧いてきました。