0142 若い世代に教えを乞う

個人的にはSNSはほとんど利用していないのですが、企業のマーケティング手法としてSNSはとても有効であるという認識を持っています。

最近では、「Threads」が話題になりました。一応はアプリもインストールしてどういうものかは確認しましたが、使用はしていません。

どんどん置いてかれる気がしますね(笑)

先日、SNS(主にインスタグラム)をどう活用して商品を訴求するかを話し合う場がありました。

若い世代から出た意見が新鮮でした。

インスタグラムでは、複数のアカウントを持ってそれぞれ違うコンセプトで訴求したいと。例えば、1つは商品コンセプト(企業視点)、1つは商品に関して(企業視点)、1つはユーザーがどう日常で利用するか(ユーザー視点)、1つは人など象徴となる存在を軸に商品紹介(ユーザー視点)など。

1つのアカウントでどう訴求するかしか考えていなかったので、そういうやり方もあるんだなあと勉強になりました。

日経新聞(2023年7月21日)に興味深い記事が出ていました。

東南アジア(タイやベトナムなど)では、動画配信を通じて商品を販売する「ライブコマース」が急拡大しています。タイやベトナムではインターネット利用者の6割はライブコマースを利用しているようです。

テレビ通販のスマホバージョンと考えればいいでしょうか。動画配信しながら商品がどんどん売れていく状況ですね。

1990年代後半以降に生まれた「Z世代」は動画配信が当たり前の環境で育っているので、こういうのにも抵抗がないようです。

東南アジアの熱量が伝わってくるようで、興味深く記事を読みました。

アジアでも商売を拡大したいと考えている事業者は、ライブコマースは必須のツールですね。

日本でもライブコマースが盛り上がるのでしょうか。

今後、アジアはさらなる成長を遂げると予想されています。

平均年齢も20代の国が多く、日本(平均年齢は40代後半)と比べても圧倒的に若い。

物事への感度も、デジタルの捉え方も違って当然ですよね。

こういったデジタル関連の動きはしっかり追っていきたいです。

まずは、若い世代から真摯に教えを乞うことからでしょうか。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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