BSでウクライナ特集番組を見ました。
2022年2月24日にロシアが軍事侵攻を開始。当初は72時間でウクライナは陥落すると思われていました。
この72時間にどういったことがウクライナ政府で起きていたかというドキュメント番組です。
2時間の番組でしたが、見入ってしまいました。
ウクライナのゼレンスキー大統領がどういった思いでここまで国を引っ張ってきているかに大変興味を覚えました。
ゼレンスキー大統領は、元々はコメディアンでした。ドラマで大統領を演じ、その後大統領選に出馬し2019年に大統領就任。
この一連の流れだけでも興味深い。
そして、2022年からウクライナ戦争という流れに。
この72時間の間。首都キーウにロシア軍が迫る中、ゼレンスキー大統領へキーウから逃げるよう内部からも欧米からも進言があったといいます。
ゼレンスキー大統領がそこで下した決断は、このままキーウに残るというものでした。そして、側近たちには自分で残るか去るかの判断を促したといいます。
72時間以内に陥落すると言われていた中で、この決断はとても重いものだったと思います。
この決断が国民をまとめたことは間違いないでしょう。
欧米各国はウクライナ支援をしていますが、欧米にはそれぞれ思惑もあります。ロシアを刺激したくないということも背景にあり、ゼレンスキー大統領としては歯痒い気持ちになることも多いでしょう。孤独を感じることも多いのではないかと想像します。
それでも一国のリーダーとして引っ張っていかないといけない。
人はどういった使命を与えられてこの世に生まれてきたんだろうとよく考えます。
ほんの少し成長するために生まれてきた人もいれば、何か大きなことを成し遂げるために生まれてきた人もいる。人によっては、成長せずにこの世を去る場合もある。
ゼレンスキー大統領は何か大きな役割を与えられてこの世に生まれてきたのではないかと、この番組を見ながら思いました。
リーダーの覚悟はいかばかりか。