0055 久しぶりの観劇

久しぶりの演劇鑑賞。

『葛飾ナンバー』(脚本/演出:A・ロックマン)

知人が出演しています。

今回は映像配信(LIVE)で観劇しました。

生映像で見ることができるというのは良い時代ですね。本当はその場で舞台を見る方がいいのですが、映像での配信はそれなりに利点もあります。

ゆっくり家でお酒を飲みながら見られますし、自分の感情を思い切り出すこともできます。例えば、感動したとき。家でゆっくり見ていると、気兼ねなく泣けます(この舞台では泣くということはありませんでしたが)。

昔は、演劇を観る際には、「演技」に集中していました。

今は、純粋にその「世界観」を楽しめるようになりました。

映像配信でも伝わってくるものがあったことが嬉しかったです。

楽しい舞台でした。

表現の手段はいろいろあります。

演技すること、絵を描くこと、音を奏でること、文字を書くことなど。

受け手が何かひとつでも感じてもらえれば、表現は成立するのだと思います。

たとえ誰も受け取る人がいなかったとしても、発した時点で自分の中の何かが浄化されるのかもしれません。

最近はシンプルな表現に惹かれます。

複雑だとわからない。

その複雑さを紐解く楽しみはありますが、忙しい日々では、その紐解く時間がないまま過ぎ去ることも多い。

シンプルな表現はシンプルに心が揺さぶられる気がします。

でも、シンプルに表現することは難しい。

だからこそシンプルなものに惹かれるのかもしれません。

表現に触れる時間は自分を見つめ直すいい機会になる。

久しぶりの観劇で感じました。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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