0051 プロ中のプロ 2

昨日の雑記で、選挙カーの女性のプロ意識を感じたというお話をしました。

その続き。

昨日は投票日前日であり選挙活動最終日。

仕事があり19時過ぎに家へ帰りました。夕食を食べようとしたとき、あの方の声が聞こえてきました。選挙カーの女性です。

どことなく声に疲れが蓄積されていることがわかりました。それでも、明るく元気な声でした。近所の人たちへ「最後のお願い」を訴えていたのですが、その合間で、近所の皆さんに「感謝」を伝えていました。

この方の声を聞いたとき、込み上げるものがありました。気がついたら涙が出ていました。

プロって凄いなと。

本物に触れると心を揺さぶられる。そういう感覚を受けました。

同じ時間帯にテレビをつけると、チェーン店のピザをピザ専門の料理人がジャッジするというものが流れていました。チェーン店も、料理人もどちらもプロです。ピザへの思いが深いことが伝わってきました。

先日、お香の世界で生きている方たちが集まった場がありました。思いや考えに触れていると引き込まれます。どうこの良さを多くの人に伝えていけるか話し合われました。

「良いもの」だからといって世間に受け入れられるわけではない。でも、「良いもの」でないと長続きしない。

その中でプロ中のプロは生きている。

「この分野では誰にも負けない」というプロ意識を持っている人が羨ましいと感じます。まんべんなくできることも素晴らしいが、一つの分野で磨き上げている姿勢にかなり惹かれます。

「プロ」になりたいと感じる瞬間です。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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