0050 プロ中のプロ

統一地方選挙が明日に迫りました。

自宅で仕事をすることが多く、さまざまな立候補者の選挙カーからの声が流れてきます。近くに立候補者の選対本部があるため、特にその選挙カーがよく回ってきます。

今の時期は窓を開けているととても気持ちがいい。そんなときに選挙カーが通ると、あまりの大きい音量に集中が途切れることもあります。先日あるウェビナーに登壇した際、私が話している最中に選挙カーが通り閉口しました。

とはいえ、これは立候補者に与えられた権利。

選挙カーが通るときは、敢えて聞くようにしてみました。すると、選挙カーによって話し方、声の大きさ、声のトーン、伝わる印象がかなり違うことに気づきました。

中でも、家の近くに選対本部がある選挙カーから流れてくる女性の話し方が素晴らしい。明るく、楽しく、元気に、柔軟性があり、言い回しも絶妙で、音量が大きいことに配慮する言葉も入れつつ候補者の名前を連呼する。選対本部に近づいた際には「選対本部の皆様、お疲れ様です。ただいま帰ってまいりました。」とまで言う。

家の中にいるため声しか聞こえないのですが、明らかにこの方は笑顔で、楽しそうに、この仕事をしていることが伝わってきます。

きっとこの女性は、どんな仕事でも、お客様からの評判も良くファンを作ることができる方だと思います。接客業をしたらピカイチではないか。

声だけでこれだけ魅力が伝わってくる。この方から学ぶことは多いです。他の選挙カーと比べると明らかに違う。本当に素晴らしい。

私はこの方に1票入れたいくらいです。

しょっちゅうこの選挙カーが通りますが、その度に、クスっと笑顔になる。

今日はどんな印象を与えてくれるか楽しみです。

と、これを書いているときにやってきました。あの女性の声とともに。気合いが入っています。近所の方も結構手を振っているらしい。

プロ中のプロですね。

感動すら覚えます。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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