0026 赤ペン持ちながら記事を読む

最近は、新聞を読むときに赤ペンを持ちながら、重要なところに線を引いて読んでいます。

基本的には活字のものに線を引く行為が好きではありません。本を読むときには絶対に線を引きません。再度読み返したときにその線に引っ張られる気がしてしまうからです。

でも、新聞では敢えて線を引きながら読むことにしました。このように読む方が内容が頭に入る気がするからです。

残しておきたいと思った記事は切り抜いてファイルに入れるようにしています。

20代の頃、新聞の切り抜きにハマったことがありました。当時は、日経新聞、The Japan Times、The Economistなどを購読していたので、気になる記事を切り抜いてファイリングしていました。

こうやって読んでいくと、世の中の動きについていけるような気になりますし、ニュースの内容がわかってきます。

でも、いつしかファイリングはしなくなり、新聞も読まず積読状態になることも多くなりました(笑)

先日、日経新聞で「クラフト醤油」の記事がありました。醤油作りで試行錯誤している方のストーリーに引き込まれました。読み終わったあとは、特に切り抜きはしませんでした。

数日後、なんとなくこの記事が気になり、廃棄用にまとめている束の中から探し出し、再度取り出し読みました。「醤油は世界でも通用するんだ」という強い思いが伝わってきて、グっと引き込まれました。

直感で、今関わり始めているプロジェクトのヒントになるような気がしたのです。

新聞であれ、雑誌であれ、テレビであれ、ネットであれ、何かにアンテナを張っていると気になる情報が飛び込んできます。

今私の中にはいくつかのアンテナが張っています。ご支援している事業者さんの事業内容に関するもの、仕事に関すること、自分の興味など。

アンテナを張り、あとは直感を信じていろいろなものに触れてみる。自ずと大事な情報が飛び込んでくる。

そう信じて今日も赤ペンを持ちながら新聞を読んでいます。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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