今読んでいる本の中で面白い表現が出てきました。
「期待値が大きいほど人生は苦しくなる」(『SAME AS EVER』)
人は「期待」と「現実」のギャップを噛み締めながら生きています。
仕事、家庭、お金、人生、人間関係など、多くの「期待」を抱きます。
「期待」が大きすぎると「現実」とのギャップも大きくなり、それが苦しみの元になります。
だからこそ、「期待」をコントロールすることも大事だということです。
人に「期待」をかけるほどその人は成長するという考え方があります。
たとえば、会社の上司部下。
部下に「期待」をかけることで部下が成長することを「期待」します。
「期待」されるほど部下は頑張るため成果も出て成長すると。
これで、本当に成長するのでしょうか。
もしかしたら、部下を苦しめる結果につながっているかもしれません。
上司側にいる多くの人たちは、自分が設定している「期待」の大きさに部下が達していないことで悶々としてしまいます。
仕事ができる人ほど、他人への期待値も大きくなりがちですよね。
ここまでできるはずだと。
「期待」が大きくなると、自分が苦しくなるだけでなく、相手を苦しい状態に追い込んでしまうかもしれません。
ご支援する中でいろいろな社長と出会います。
社員に多くの「期待」を寄せている社長もいれば、全くといっていいほど「期待」をかけていない社長もいます。
「失敗するのは当たり前」「成果が出ないのが当たり前」・・・そういうふうに考える社長もいます。
社員に「期待」をかけないのと、社員を大事にしていないことは同じではありません。
社員を大事にするが「期待」はしない。
案外、これは大事なことかもしれないと本を読みながら思いました。
自分自身に対して「期待」しすぎない。
他人に対しても「期待」しすぎない。
ただ、自分自身も他人も大事にする。
これでいいんだろうなと思います。
