0404 ベストプラクティスを参考にする

「ベストプラクティス」という言葉があります。

他社が行っている最善の方法や事例のことを指します。

何か新しい取り組みを行う際、どこから手をつけていいかわからない。

そんなときは、他社が行っていることをリサーチし、まずは同じようなことをしてみる。

必ずしも同じような効果が出るとは限りませんが、自分で考えたものでトライするよりは近道になります。

これ、シンプルなことなのですが、結構忘れがちになります。

どうしても自分の考えでやろうとしてしまう。

そもそも他社の事例をリサーチすること自体が億劫になる・・・。

よく言われることで、学校でカンニングはダメだけど、社会では他からは真似し放題。

特許等の制限がないのであれば、他社が行っている良い例は真似してもOKなんですよね。

自分で一から考えて構築するよりも安上がりです。

他社の取り組みを、例えば50件くらいリサーチすると、共通するものや、パターンのようなものが見えてくることがあります。

こういった傾向があるなとか、多くの事業者はこのサービスを利用しているなとか。

そうなると、自ずと自社に合う取り組みが見えてきます。

その時点では自分の中で仮説も出来始めているので、あとは良いと思った取り組みをやってみて、得られた結果をもとに修正していく。

このシンプルなやり方を、愚直にやる。

お客様との仕事を通じて学ばせてもらいました。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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