「ベストプラクティス」という言葉があります。
他社が行っている最善の方法や事例のことを指します。
何か新しい取り組みを行う際、どこから手をつけていいかわからない。
そんなときは、他社が行っていることをリサーチし、まずは同じようなことをしてみる。
必ずしも同じような効果が出るとは限りませんが、自分で考えたものでトライするよりは近道になります。
これ、シンプルなことなのですが、結構忘れがちになります。
どうしても自分の考えでやろうとしてしまう。
そもそも他社の事例をリサーチすること自体が億劫になる・・・。
よく言われることで、学校でカンニングはダメだけど、社会では他からは真似し放題。
特許等の制限がないのであれば、他社が行っている良い例は真似してもOKなんですよね。
自分で一から考えて構築するよりも安上がりです。
他社の取り組みを、例えば50件くらいリサーチすると、共通するものや、パターンのようなものが見えてくることがあります。
こういった傾向があるなとか、多くの事業者はこのサービスを利用しているなとか。
そうなると、自ずと自社に合う取り組みが見えてきます。
その時点では自分の中で仮説も出来始めているので、あとは良いと思った取り組みをやってみて、得られた結果をもとに修正していく。
このシンプルなやり方を、愚直にやる。
お客様との仕事を通じて学ばせてもらいました。