1月6日(土)にBS朝日で放送された『地球クライシス 第8弾〜気候危機 転換への道しるべ〜』という番組を録画し視聴しました。
温暖化に対して今までどのような取り組みや議論があり、現在はどういう立ち位置で、今後は何が求められるかをテーマにした内容です。
番組の最後に、気候変動対策として一人ひとりが何から始めればいいか、ということがゲストの方たちから提言がありました。
ゲストの中にClimate Integrate代表理事の平田仁子さんがいました。
環境分野のノーベル賞ともいわれる「ゴールドマン環境賞」を日本の女性として初めて受賞した方です。
平田さんの提言にとても感動しました。
エアコンの温度を下げるということは大事なことではあるが、気候変動対策は社会や経済の仕組みを変えていくというもっと大きな話である。それを変えていく取り組みを一人ひとりがどうできるのか、という考え方が大事。
一例として、開発事業に融資している銀行に手紙を書こうと。
「10人が(手紙を)書いても何も起こらない。100人が書いたら社内会議が起こる。1000人が書いたら何かが変わる。」
一人の行動では世界を変えることはできないと思ってしまいます。
でも、思いを同じにする人と一緒に何か行動に移すことで、社会の仕組みの一端を担っているところへ影響を与えられるかもしれない。
行動を起こして社会を動かしていくためには、こういうやり方があるんだということを教えてもらいました。
今年は「行動に移す」ことを大事にしたいと考えています。
平田さんの言葉にヒントをもらった気がします。