40歳を超えてから少しずつ健康に意識が向くようになってきました。
よく「健康であることも経営者の仕事だ」と言われます。
会社の責任者という役割を担っていた頃は、諸先輩方から度々言われてきました。
健康に意識が向くようになってきたため、健康に関する情報にもアンテナが立ち始めています。
今朝の日経新聞では面白い記事がありました(「腸内細菌、「善玉・悪玉」は昔」)。
腸内細菌の「善玉」や「悪玉」という捉え方はもう古いと。
腸内細菌は2000種類以上あり、様々な機能を持っています。
常在菌では免疫を抑制する機能もあれば逆も起こります。
腸内環境の決め手は、この腸内細菌のバランスにあるといいます。
そして、この腸内細菌に影響を及ぼすもので一番大きい要因は、薬のようです。
つまり、食生活や運動以外にも、どういった薬を飲んでいるかでも腸内環境・健康状態が変わってくるということですね。
良かれと思って飲む薬。
ある面では効き目があるのですが、違ったところへは多少なりとも影響が出るということですね。
以前読んだ本の内容を思い出しました。
ある保育園で子どもが病原性大腸菌の入った水を飲み集団感染がおきました。
下痢や嘔吐で苦しむ子どもたち。
下痢止めの治療をしなかった子どもは順調に回復し、下痢止めの治療をした子どもは亡くなってしまったといいます。
身体が異物を外に出そうとして働いている(下痢)ときに、薬でそれを止めてしまったことが原因のようです。
薬を飲む際は、違うところへ影響が出る可能性があることも頭に入れておきたいですね。