『半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資』(長期株式投資著/KADOKAWA)
新NISAが始まるので投資関連の本を何冊か読んでいます。
本書では、配当株を中心にどのように投資をしていくかが書かれています。
著者の経験によりたくさんのノウハウが紹介されています。
投資初心者でも理解しやすく書かれており、1つの考え方を学ぶことができます。
ある投資関連の記事で、「投資初心者はまず3冊以上投資関連の本を読みなさい」というアドバイスが載っていました。
投資に対する考え方はいろいろあるため、1つの本では偏ってしまうからです。
複数の本を読むことで、共通して大事にしたい考え方があることもわかってきます。
本書からもいくつかの点で大きな学びがありました。
「超配当」と本書のタイトルにありますが、なにも短期で運用して利益を稼ごうということではありません。
この本でも、長期的な運用の大切さが書かれています。
一番参考になったのは、新NISAの成長投資枠で長期的に保有したい銘柄を分散させながらコツコツ積み立てるように購入していくといった考え方です。
3つのステップが紹介されています(p.232)。
- 20銘柄を1株ずつ買う
- 各銘柄への投資金額を均一に調整
- キャッシュを含めてポートフォリを考える
投資に関する理解が進みました。
そして、この本で紹介されている『賢明なる投資家』(ベンジャミン・グレアム著)も読んでみようと思っています。