0178 特徴的なリアル書店

少人数で個性的な本を作る出版社、独立系の書店が増えているようです。

今朝の日経新聞に『出版不況打開 カギは「零細」』という記事が出ていました。

書店数や出版販売額は縮小しています。この10年で3割近く減少しているようです。

そんな中、個性的な本を企画し販売する出版社や、店主が選ぶ本を集めた書店などが増えてきています。

本好きには嬉しいことです。

インターネット上で本を購入できるのは便利ですし、私もかなり活用しています。

ただ、「本との出会い」はリアルな書店でないと難しいですよね。

目当ての本を購入するために書店へ寄ることがありますが、その本ではなく、他の本を購入して書店をあとにすることが結構あります。

実際に目当ての本を手に取ってページを繰ったときに購入意欲が下がる場合もありますし、逆に、並べてある本を見て興味が湧く本もたくさんあります。

書店では「今はこの本を読むべきだ!」と自分の中で感じるものを大切にしています。

そういった体験を楽しみにしているので、リアルな書店が減ってきている現状には寂しさを感じます。

特徴的な書店が増えてくるのはいいことですね。

店主が選ぶ小説に特化した書店、ビジネス本に特化した書店、アート関連に特化した書店、修養本を集めた書店など。

そういった特徴的な書店がどの街にも、どこへ行ってもあちこちにある風景を見てみたいです。

自分の目的に沿ったお店選びをし、その書店での「出会い」を楽しみにする。

そんな日常があると人生が今よりも豊かになりそうです。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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