「マインドフルイーティング」
今朝の日経新聞に記事があり、初めてこの言葉を聞きました。
マインドフルネスを食に応用したものです。
五感を使って味わうというところが肝のようです。
「五感を十分に使ってじっくりと味わうことで、今に意識を向けやすくなり、空腹感や満腹感といった身体感覚への気づきも促される。その結果、少量の食事でも満足しやすくなるという。」
確かに、食事をしているときにテレビを見たり、パソコンを見たり、他のことを考えたりしていると、食を五感で味わうということは皆無に等しい。
意識して食に集中しようと思うときもあるのですが、忙しい日々の中では食べることに集中できていないことがほとんどです。
記事では、「レーズンエクササイズの実践例」が紹介されていました。
レーズン4粒を用意し、1粒を選ぶ。
じっくり観察する → 指で触れて確かめる → 匂いをかぐ → かまずに味わう → ゆっくりとかむ → 飲み込む
2粒目以降も同様のことを行い、満足感が得られたら終了する。
昔、先輩がこんなことを言っていたのを思い出しました。
「食ってアートなんだよ。五感を使うからね。味はもちろん、見て楽しい、音も聞こえる、匂いがある、触って感じるものもある。」
若いときに芸術系を志したことがあるという先輩の見方が、当時の私には新鮮だっため今でも心に残っています。
週末の休日は、ゆったりとした食事の時間を持ちたいものですね。