0063 エネルギーを感じる日本酒

以前から気になっていた日本酒があります。

千葉県香取郡神崎町にある創業340年以上の老舗の酒蔵「寺田本家」さんの日本酒です。

今年に入ってから読んだ本(『幸福学x経営学』(内外出版社))の中で寺田本家さんが紹介されていました。

・利を追わない経営
・唄を歌いながら作っている
・「主役は微生物。微生物が喜んでくれることだけを考えている」
・生命が喜ぶような、本物の酒造り
・100%無農薬米を使用

作り手側に核となる哲学があるような気がして、一度飲んでみたいと思っていました。

先日、千葉県へドライブ旅行した際、取り扱いのある酒屋さんで「五人娘」を購入しました。

冷やして飲んだのですが、甘みがあり飲みやすく美味しかったです。

あまり日本酒は詳しくはないのですが、エネルギーを感じる日本酒だと思いました。身体が熱くなるというか。なんとなく身体にエネルギーが満ちてくるような気がするというか。

この日本酒を飲んだ夜は、エネルギーが高まるからか、目が冴えてしまって寝付けなくなりました。

ホームページにはこのように書かれています。

「発酵には、周りを良くしていこう、いのちを生かしていこうとするエネルギーが高まっていくように感じます。有機物は発酵と腐敗を繰り返しながら、その見えないエネルギーを循環させ、またそのエネルギーを受けとった誰かからまた発酵が始まり、発酵の循環は空間を超えて広がっていきます。」

発酵の循環を大事にする日本酒造りがあるから、そこに込められているエネルギーを感じたのかもしれません。

身体に自然なものを好むようになってきました。

食、住環境、香り、生活リズム。

こういう日本酒が好きです。

「五人娘」に同封されていたパンフレットにこう書いてあります。

「私たちも一人で生きているのではなく、その進化の過程でずっと微生物とともにあり、これからも微生物とともに生きて行く。その深いつながりがいのちに喜びをもたらすのかもしれません。日々目に見えない微生物を感じ、共に発酵し、その喜びをお酒に込める。それが寺田本家の取り組む自然酒造りです。」

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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