放送大学の「金融と社会 (‘20)」という講義を視聴しました。
主任講師は野間敏克さんで、全15回の授業です。
<シラバスに記載されている講義内容>
1980年代後半のバブル経済から1990年代にかけて、銀行を中心とした日本の金融システムは大混乱に陥った。不良債権問題、銀行倒産、金融危機、そして情報技術の急速な進歩により、金融の仕組みに大変革が求められた。また、それらに対応するため、当局による規制監督にも大幅な見直しが求められた。バブル後の混乱から日本経済が立ち直りかけたとき、2008年にはリーマンショックが起きた。サブプライムローン問題という、新しい金融技術を駆使した仕組みが、金融市場にとどまらず、経済社会全体の危機につながっていったのである。この講義では、重要性を増している金融の仕組みを学び、それが私たちの経済社会に与える影響を幅広い観点から考える。
テーマは、家計と金融、企業と金融、銀行の役割、貨幣と支払・決済システム、金融市場、日本銀行、バブル、投資信託、証券化商品、サブプライムローン問題、金融再編、中小企業金融、地域金融などです。
テキストを読みながら視聴したので金融の理解が深まりました。
金融が日常生活にどう関わっているのかなど、その役割を考えるいい機会になりました。
バブル期の状況、サブプライムローン問題、デフレ対応などの流れを追うことで、日本が取ってきた金融政策の流れも整理できました。
日本のバブル期・バブル崩壊の頃の金融機関の状況を学んだ際に感じたことがあります。
一連の経緯を見ていると、金融機関ってあまり地に足がついていなかったんだなと。
いわゆる「頭のいい人」はたくさんいたのになぜだろうという疑問が出てきます。
金融機関の適切な対応や、経営で何が大事かは、冷静に考えればわかっていたはずです。
でも、国が規制を強化したり方針を変えたりしないといけないくらい、金融機関はぐらぐらしてしまった。
ここに、人の持つ欲とか、感情で動かされる、またはインセンティブで動かされるという人の性を感じました。
そこが面白いところでもあり、私が興味を抱く部分でもあります。
