1101 金払い

「なんだー、ちゃんと請求してくださいよー」

知人のO社長とある会社へ一緒に訪問した際に、あちらの社長が発した言葉です。

数社が関わるプロジェクトを円滑にするためにO社長がボランティアで作成した図面が、とても役に立ったということです。

事前に私がO社長に「請求しないのですか?」と訊いたとき、「みんなが円滑に作業を進めることができるなら、それでいいよ」と答えていました。

もともと依頼された作業ではなかったというのもあるのでしょう。

「ちゃんと請求してくださいよー」

2〜3度繰り返していました。

・・・ふふ、払う気はなさそうだ。

会社間で価格について交渉する場があります。

支払う側は提示された価格より下げることができたらとても満足する。

勝ったような気にさえなってくる。

以前関わっていたA社では、社長宛に毎月請求書をEメールで送ると、こちらが指定する期日とは関係なしに、その日ないし翌日には振り込んでくれました。

私とは価値観が合うとはいえない社長でしたが、この金払いの良さにはいつも感嘆し、感謝していました。

当然やる気も増しました。

支払期日までにしっかり払う社長、期日を過ぎても無視する社長、催促しても無視する社長、「払います」と口ばかりで先延ばしする社長。

金払いの良し悪しは社長の個性でしょうか。

食品の買い出しには家の近くのスーパーと八百屋、歩いて20分の場所にある安いスーパーを利用しています。

野菜や果物の鮮度、刺身の美味しさ、地元応援、安さ、利便性を総合的に判断して使い分けています。

スーパーや八百屋で値切るということは私の生活範囲内では全くありません。

提示されているもので納得したら買うだけです。

会社間の取引もそれでいいのではないかとたまに思います。

いっときの満足を得る代わりに、大きなものを失ってはいないだろうか。

価値の交換は気持ち良くありたいと思っています。

経営経験やコーチングの実践を通じて、深い対話により経営の選択肢を広げ、納得感のある意思決定をご支援しています。また、組織やチームの関係性を育む支援に取り組んでいます。3Cサポーター/中小企業診断士
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