1080 冬はつとめて

「冬はつとめて」

友人が書いているブログで見かけた表現です。

『枕草子』の一節です。

「つとめて」は早朝のこと。

44歳になるまで「冬はつとめて」という言葉を知りませんでした。

「春はあけぼの」くらいは聞いたことがあります。

有名ですからね。

ただ、学生時代は古典なんて真面目に勉強しなかったし、はっきり言って興味もなかった。

そりゃあ「冬はつとめて」なんて表現、知らなくても仕方ないか・・・。

日本の古典。

『枕草子』『古事記』『源氏物語』『平家物語』『方丈記』『万葉集』・・・

題名は知っていても、中身はよくわからない。

これはさすがにマズイ!

ということで、『枕草子』の入門編のような本を読み始めました。

さっそく冒頭(「第一段」)に出てきましたね。

「春はあけぼの・・・、夏は夜・・・、秋は夕暮れ・・・、冬はつとめて」

なるほど、そういう構成だったのですね。

「冬はつとめて」が「春はあけぼの」と同じ文章の中にあることすら知らなかった。

でも、じっくり読んでいたら魅力が伝わってきました。

とにかく繊細ですね。

しかも、「ああ、わかるわかる! それがいいよねー」って共感できる。

四季がある日本ならではの捉え方だし、1000年経った今でも共感できます。

そこがすごい。

「冬はつとめて」

朝5時台に新聞を取りに外へ出るときの、あの寒く、澄んだ、薄暗い、シーンとした空気感がなんとも言えない。

私の大好きな時間。

清少納言先生のように雪の風景は私の中にはありませんが(あまり降らないので)、それでも先生がおっしゃっていることはよくわかります。

寝る前に読んだ「第一段」。

翌朝、心に残るものがありました。

経営経験やコーチングの実践を通じて、深い対話により経営の選択肢を広げ、納得感のある意思決定をご支援しています。また、組織やチームの関係性を育む支援に取り組んでいます。3Cサポーター/中小企業診断士
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