1060 消極的選択

衆院選が明日公示されます。

ほとんどの政党が「消費税減税」を公約にしています。

食料品のみであったり、2年間の時限的措置であったり、恒久的に下げるなど、各党で濃淡はあるにせよ、ほぼ横並び。

残念です。

食料品を0%にすると年間で5兆円の財源が必要になるといいます。

大和総研の試算では、個人消費の効果は年5000億円であり、経済効果としては減税額の10分の1にしかならないようです。

消費税減税にともなって小売店のレジ改修など、違う面でコストはかかります。

時限的だとしても、本当に元に戻せるのか。

これをやる効果はどの程度あるのでしょうか。

日経の世論調査では、食品消費税0%に対し「物価高に効果なし」と答えた割合が56%だったようです(日経新聞2026.1.26)。

効果がないと考えている人が半数以上。

効果がないと考えていても、衆院選ではどこかを選ばないといけない。

難しい投票になりそうです。

個人的には、自民党が大勝しても食料品0%は実現しないのではないかと見ています。

検討はしても、実際は時間切れ、または市場の反応も鑑みて違った対応になるのではないか。

今の国際情勢を考えると、政権は安定した方がいいと思います。

ただ、財政状況は気になります。

政府は「責任ある積極財政」と言っていますが、どこまで実現可能なのかも疑わしい。

消費税減税が「責任ある」とは思えない。

「自民が大勝すれば野党の要望を受け入れなくて済むから、結果的に大盤振る舞いが抑えられる」という見方もあるようです。

興味深い視点です。

短い期間で投票先を決めなければならない。

個人的には、前回と同じように消極的選択になりそうです。

こういう状況は残念です。

経営経験やコーチングの実践を通じて、深い対話により経営の選択肢を広げ、納得感のある意思決定をご支援しています。また、組織やチームの関係性を育む支援に取り組んでいます。3Cサポーター/中小企業診断士
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