1041 真っ赤な手

手が痛い。

真っ赤。

ジーンっと余韻が残っています。

精一杯手を叩いた。

「素晴らしかったよ!」

精一杯手を叩き続けた。

「ありがとう!」

ふとした瞬間に感じた。

「これって、いつまで続くんだろう」。

新国立劇場で観たバレエ『くるみ割り人形』は千秋楽でした。

カーテンコールが何度も何度も続きます。

回数が覚えられないくらい、最後は手が痛くて拍手をやめてしまったくらい、何度も繰り返されました。

カーテンコールの回数は決まりがあるのだろうか。

調べてみると、カーテンコールの回数にとくに決まりはないようで、観客の熱狂度、内容の良し悪し、千秋楽かどうかなどで変動するようです。

ギネス記録としては、1988年にオペラ『愛の妙薬』でルチアーノ・パヴァロッティさんが受けた165回だそうです。

相当すごいパフォーマンスだったのでしょうね。

カーテンコールの最中で「もう良いんじゃないの」という瞬間があります。

各人によってそのタイミングは違うのでしょうけど、なんとなくみんな同じ雰囲気になることもある。

拍手の大きさが落ち着いてきたり、拍手に抑揚がなくなってきたり。

あー、みんな疲れてきたなと(笑)

やりすぎるとシラけてしまうこともあると思います。

YouTubeで観たクラシック演奏のカーテンコールも印象的でした。

演奏が終わったときに拍手をもらう。

指揮者は一度退場し、また登場し盛大な拍手をもらう。

何度も退場し、何度も登場し。

これを3~4回繰り返していました。

見慣れていないためでしょう、ちょっと滑稽なやりとりに見えました。

観客にはある程度の素養が求められる。

そのパフォーマンスがどの程度素晴らしいものだったかがわからないと、長いカーテンコールの意味がわからなくなってくる。

あの千秋楽の舞台は私には「長いカーテンコール」でしたが、バレエに詳しい人からするとまた違った受け止め方だったのかもしれません。

また、バレエ、オペラ、演劇、クラシック、コンサートなどそれぞれにカーテンコールの型も違います。

それをわかっていないと、本編で熱くなった気持ちがカーテンコールで冷めてしまいかねない。

いつまでも拍手を送っていたい。

いつか、そんなパフォーマンスに出会ってみたいものです。

経営経験やコーチングの実践を通じて、深い対話により経営の選択肢を広げ、納得感のある意思決定をご支援しています。また、組織やチームの関係性を育む支援に取り組んでいます。3Cサポーター/中小企業診断士
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