『哲学思想史』(淡野安太郎著/KADOKAWA/2022年)
『哲学入門 淡野安太郎 『哲学思想史』をテキストとして』(佐藤優著/KADOKAWA/2025年)


『哲学思想史』は1962年に出されたものの復刊版です。
この復刊を熱望された佐藤優さんがこの本をテキストとして使用した講義録をまとめたものが、『哲学入門 淡野安太郎 『哲学思想史』をテキストとして』です。
並行しながら読みました。
哲学思想史に触れるのは初めてだったのですが、これらの本は今の私には理解が難しいレベルでした。
哲学の用語に馴染みがなく、ついていける箇所とそうでない箇所があり、全体的にぼやっとした理解で終わりました。
ただ、現時点では、これでいいと考えています。
もう少しわかりやすい本を読みながら哲学思想史の流れを把握し、またこれらの本に戻って来たいと思います。
2つの本を読んだ上で理解できたことは以下の通りです。
古代ギリシャでは、生存のために食べ物のみを考える必要がなくなった時点で、人間は他を「観察」する余裕が生まれた。
その「観察」が哲学のはじまり。
はじめは自然を見ていたが、ソクラテスから人間を観察するようになった。
そこでは「対話」が重視された。
その後、「キリスト教」の広まりとともに信仰を説明する必要がでてきた。
ここで哲学とキリスト教が融合し「神学」が生まれた。
中世までは「神」を軸に思考が組み立てられていたが、近代以降は、「神なき世界」でどう人間が生きられるようになるかを問うようになった。
こういった思考の変遷が、西洋思想史である。
この大まかな流れを押さえることができたので、これからはこれらの思想がどう社会、芸術、技術、政治、心理学へ影響していったのかを学んでいけたらと考えています。
哲学は難しい。
でも、なんか不思議と惹かれるものがあります。
