行きつけの焼き鳥店の店主がこんなことをおっしゃっていました。
「僕の夢は子どもの自立支援をする場を作ること」
店主が久しぶりにフィリピンへ行った際、路上で貧しい子どもを見かけたそうです。
車が信号待ちしているとき、車の運転手へ物乞いをしている。
信号が青で車が走り出すと、物乞いの表情から、子どもの表情へと変わる。
その表情の変化に衝撃を受けたそうです。
子どもは子どもなんだなと。
そして、いかに日本で育つことは恵まれていることか。
そんな豊かな日本であっても、支援を必要としている子どもは多い。
こんなにも恵まれた国なのに、なぜそういう子どもが多いのか。
そんなことを感じたそうです。
子どもが自立できる施設を運営する。
それが店主の人生の目的地だそうです。
今のお店の運営は、その取り組みまでの通過点と位置付けている。
この話を聞いたとき、ジーンとくるものがありました。
人生の最後に到達していたい目的って何だろうか。
私は、できるだけ成長して人生を終わりたい、といった漠然とした思いはあります。
でも、「〇〇が人生の目的地」というものがまだ見つかっていません。
そういうことを考えることもなかったです。
その思いを語っている店主の姿は輝いていました。
そこを見据えて今を頑張り、しっかり稼ぐ。
そういった思いがあるから、焼き鳥店も繁盛しているのだと思いました。
店主の思いがお店の雰囲気をつくり、提供する食事にも表れ、お客さんは笑顔で帰っていく。
人生の目的地を何にしようか。
年末年始に少し考えてみようと思います。
