『金融と社会』(野間敏克著/放送大学教育振興会)

放送大学の講義「金融と社会 (‘20)」のテキストです。
金融の仕組みがどう経済社会に影響を与えているかがテーマとなっています。
金融とは何か、家計と金融、企業と金融、銀行の役割、貨幣と支払・決済システム、金融市場の役割、日本銀行の役割、バブル期における銀行・金融市場・日本銀行、バブル崩壊後の日本の金融システム、投資信託の役割、証券化商品とサブプライムローン問題、デフレと非伝統金融政策、金融再編とフィンテック、中小企業金融と地域金融、金融・財政の持続可能性と経済社会というテーマが盛り込まれています。
録画しておいたBSの講義(全15回)を視聴しながら本書を読み進めました。
体系的に金融の仕組みを解説しているので、断片的だった金融の知識が整理されました。
金融が社会にどれだけ必要なのかが理解できました。
「情報生産」という言葉が頻繁に出てきます。
投資家の立場でいうと、投資判断ができるための情報を収集すること。
銀行の立場でいうと、過度なリスクを抑えて融資するための情報をどう得ていくかということ。
金融にとってこの「情報」の流れが大事だということが印象に残りました。
