40代も半ばにさしかかり、ことわざの魅力を感じることが多くなりました。
先人たちの生きる知恵が凝縮されています。
飛ぶ鳥跡を濁さず
立ち去る際にはきれいに整えなさいということですね。
何かを終えるとき、所属していた組織から離れるとき、この言葉を思い出します。
この言葉を強く意識したのは2年前でした。
以前経営していた会社を離れる際、自分の去り方、一緒に離れる社員の去り方、お客様にご迷惑をかけないよう、会社に迷惑をかけないようどう引き継ぎをしていくか、そういったことをよく考えました。
強く意識していたのですが、跡は濁りました(笑)
そして、今もある場所から離れるタイミングであるため、「飛ぶ鳥跡を濁さず」を意識しています。
この言葉の良さは、鳥が飛び上がるときに水面が濁らないという光景がイメージできるところです。
このイメージのとおり、自分も飛び立ちたい。
人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)
人生に何が起きても、それが長い目で見ると良いことであることも悪いことでもあるため、安易に喜んだり悲しんだりすべきではないということです。
その瞬間は悪い出来事のように見えることも、長い目で見るとそれが転機になって人生が好転していくということがあります。
私も何度もそういった経験をしてきました。
それでも、やっぱり悪い出来事が起きると気持ちはざわざわしてしまう。
そういうとき、このことわざを噛み締めると落ち着けます。
このように、ことわざって自分に活力を与えてくれるものでもあると感じています。
こういう言葉は自分が大きく道を外すことを防いでくれたり、あり方を示してくれたりします。
ことわざを知るというのは案外生きる糧になるかもしれません。
