学生時代とは違い、年々「学び」が楽しくなってきます。
もっと学んでおけば良かったな、なんて思うときもあります。
日本記者クラブ主催「2025年経済見通し」の動画がYouTubeにアップされています。
5回にわたり5名の専門家による経済見通しの講演です。
1回目の河野龍太郎さん、2回目の渡辺努さんの動画を視聴しました。
河野さんの講演では日本は「収奪的な社会になっていないか」といった指摘がありました。
2024年にノーベル経済学賞を受賞したアセモグルさんとロビンソンさんの本『国家はなぜ衰退するのか』の中で、「収奪的な社会は発展しない」といった内容が出てきます。
河野さんによると、日本では20年間で生産性は3割上がったが賃金が上がらなかったため、社会としては「収奪的」になっているのではないかということです。
詳しい内容は河野さんの著書に出ているようなので、いずれ読んでみたいと思います。
渡辺さんの講演は、昨年出された本『物価を考える』に書かれているポイントを解説していました。
昨年末にこちらの本を読んでいたので、復習になり理解が深まりました。
印象に残ったのは、講演参加者から「ゾンビ企業の退出」に関する質問への渡辺さんの見解でした。
下請法の改正により価格転嫁をしっかりできる環境を整えることが大事であり、フェアな取引環境が整った上で「ゾンビ」状態が続くのであれば、そういう企業には市場から退場してもらったらどうかと述べていました。
現状はフェアな取引ができていないことが問題であるので、まずはその環境を正すことから始める必要があると。
それでもダメな場合は自己責任なので淘汰も仕方がない。
納得しました。
取引先との関係で価格転嫁ができない事業者はこれで良いと思います。
サービス業など価格転嫁がしやすいけど運営が厳しい事業者は自身で何とかしないといけないということですね。
経済を少しずつ学んでいるので、こういう動画があるのは大変有り難いことです。
こういった講演って出向かないといけなかったり、お金を払って聞かないといけなかったりすることも多いと思うのですが、今はYouTubeで好きな時間に無料で見られる。
恵まれた環境だとつくづく思います。
工夫さえすればいろいろ学べますね。
放送大学の講義もBSで流れていますしね。
私は2〜3月が比較的閑散期となります。
仕事に追われることが少ないため、学びに集中する期間にしています。
今年は経済・金融の学びを深めていこうと考えています。
