0541 起業を何回も

今朝の日経新聞で2014年にノーベル物理学賞を受賞した中村修二さん(米国カリフォルニア大教授)のインタビュー記事が出ていました。

日本の大学教授は起業するという経験を積むべきだと主張しています。

米国の工学部の教授は起業経験がある人がほとんどで、各自5社近く起業しているといいます。

この起業経験があるからこそ、起業を通して学んだことも学生に伝えられると。

確かに、教授から起業経験の内容を聞かされていれば、学生は自然と将来は自身が取り組んでいる技術を軸に起業することを選択肢に入れていくようになりますよね。

日本の教授は起業する人が少ないようです。

印象に残ったのは、起業する数です。

1社でも大変なのに、複数社を起業している。

それが米国の工学部の教授となる人の「当たり前」の認識なのですね。

そういう意味では、どのような環境に身を置いているかは本当に大事なことだと思います。

商売をしている家で育った人の多くは、そうでない人に比べ、自分で起業するという道を選ぶことへのハードルは低くなる傾向がある。

周りに起業している人が多くいると、起業へ一歩踏み出しやすくなることもあります。

以前美容業界に関わっていた際、多くの美容室オーナーと接する機会がありました。

多くの美容師さんは独立して自分のお店を構えていきます。

若くして独立する人も多い。

その光景を見たときに、「よく思い切れるなあ」といつも感心していました。

独立にはリスクもある。

それでも、多くの美容師さんはどんどん独立していく。

きっと先輩や仲間が独立していくから、自分がそういう道を辿るのを「当たり前」だと認識しているからではないか。

そんなふうに思ったことがあります。

認識を変えるだけで物事の見え方が変わる。

「起業する」ことに一歩踏み出せない人も、米国の教授のように「5社起業する」ことを基準にしてみると1つめの起業は案外ラクに踏み出せるかもしれません。

自分ひとりで認識を変えることが難しければ、そういう環境に身を置くことが近道になるのだろうと思います。

経営経験やコーチングの実践を通じて、深い対話により経営の選択肢を広げ、納得感のある意思決定をご支援しています。また、組織やチームの関係性を育む支援に取り組んでいます。3Cサポーター/中小企業診断士
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