米国大統領選で共和党の副大統領候補になったJ.D.ヴァンス氏。
ヴァンス氏が2016年にアメリカの白人貧困労働者を描いた回想録『Hillbilly Elegy(ヒルビリーエレジー)』はベストセラーになったということで、読んでみたいと思っていました。
この本は2020年に映画化(『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』)されており、Netflixに出ていたのでさっそく観てみました。

ヴァンス氏は貧しい家庭で育ち、母親からの家庭内暴力、母親の鬱や薬物依存症という問題を抱え、祖母に育てられます。
そういった境遇の中、彼は名門イエール大学ロースクールへ進学します。
憧れの職業につく直前、故郷であるアパラチア山脈の田舎町に戻ることになります。
そこで待ち受けていたのは、薬物依存症に苦しむ母親をどう世話するかという問題でした。
この映画は大変良かったです。
家族がテーマにもなっており、何度も涙が出てきました。
みんな一生懸命に生きているんだけど、現状がなかなか打開できないでいるところが切ない。
「ヒルビリー」とは田舎者の蔑称でありアパラチア山脈周辺で住んでいる白人労働者層のことを指し、「エレジー」は悲歌です。
白人貧困労働者の実態を、自身の回想録という形で描いています。
本も読んでみたくなりました。
