値付け。
商売している人にとっては肝となる部分です。
今朝の日経新聞で、「二重価格」に関する記事が出ていました(「値上げ 変わる食卓の常識4」)。
渋谷区にオープンした飲食店では、日本在住者とインバウンドでコース価格を分けて提供しているようです。
日本在住者が5,980円、インバウンドは6,980円。
こういう値付けは面白いですね。
インバウンドはこの価格でもお手頃と感じてもらえると思うので、理解は得られるのだろうと思います。
ただ、私はこういった二重価格に慣れていないため、少しだけ「不公平感」を感じてしまいます。
接客コストを考えての価格設定ということです。
来店するお客さんに「日本在住ですか? 旅行者ですか?」と確認することもコストになると思うのですが、どのくらい手間になっているのか気になります。
まあ、経営者の本音としては、インバウンドの方が高い価格でも喜んで買ってくれるので、そのボリュームを増やしたいということではないでしょうか。
インバウンドをターゲットに商売している方を支援していて思うのは、どうしても値付けが「日本人視点」になりがちになってしまうということです。
日本人感覚で値付けしてしまうと、インバウンドからすると「安すぎ」になってしまう。
「インバウンド視点」で値付けを考えていくと倍以上の価格でも問題ないケースも多々あります。
それでもその価格帯に抵抗を感じる経営者も少なくはない。
そういうときは、二重価格設定という選択肢を検討しても面白いかもしれません。
