0469 二重価格

値付け。

商売している人にとっては肝となる部分です。

今朝の日経新聞で、「二重価格」に関する記事が出ていました(「値上げ 変わる食卓の常識4」)。

渋谷区にオープンした飲食店では、日本在住者とインバウンドでコース価格を分けて提供しているようです。

日本在住者が5,980円、インバウンドは6,980円。

こういう値付けは面白いですね。

インバウンドはこの価格でもお手頃と感じてもらえると思うので、理解は得られるのだろうと思います。

ただ、私はこういった二重価格に慣れていないため、少しだけ「不公平感」を感じてしまいます。

接客コストを考えての価格設定ということです。

来店するお客さんに「日本在住ですか? 旅行者ですか?」と確認することもコストになると思うのですが、どのくらい手間になっているのか気になります。

まあ、経営者の本音としては、インバウンドの方が高い価格でも喜んで買ってくれるので、そのボリュームを増やしたいということではないでしょうか。

インバウンドをターゲットに商売している方を支援していて思うのは、どうしても値付けが「日本人視点」になりがちになってしまうということです。

日本人感覚で値付けしてしまうと、インバウンドからすると「安すぎ」になってしまう。

「インバウンド視点」で値付けを考えていくと倍以上の価格でも問題ないケースも多々あります。

それでもその価格帯に抵抗を感じる経営者も少なくはない。

そういうときは、二重価格設定という選択肢を検討しても面白いかもしれません。

経営経験やコーチングの実践を通じて、深い対話により経営の選択肢を広げ、納得感のある意思決定をご支援しています。また、組織やチームの関係性を育む支援に取り組んでいます。3Cサポーター/中小企業診断士
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