放送大学の「現代の国際政治(‘22)」という授業を視聴しました。
主任講師は白鳥潤一郎さんと高橋和夫さんで、全15回の授業です。
<シラバスに記載されている講義内容>
冷戦の終結から四半世紀以上が経過した現在、世界は再び激動の時代を迎えている。本科目では、まず国際政治の歴史的な変遷を押さえた上で、現代を「異質な国家間の相互依存状態が常態化した時代」と捉えて、安全保障や経済、環境や宗教といった諸課題に目配りしながら現代の国際政治を検討していく。
テーマは、国際政治の構図、国際政治の歩み、相互依存とグローバル化、国際レジーム、外交、国際協調、安全保障、通商・国際金融、人口移動、環境とエネルギー、宗教などです。
テキストを読みながら視聴したので理解が深まりました。
放送大学の授業をしっかり視聴したのは初めてでした。
授業の進め方も担当講師によって違いがあります。
テキストを読んでいない人も対象にしているからだと思うのですが、テキストの内容をほぼ読み上げている講義もあり、それは正直面白くなかったです。
ただ、それだけではなく、その分野の専門家へのインタビューが入っていたり、ユーモアを取り入れたり、スタジオを離れた場所から講義したりといった工夫はありました。
高橋和夫さんの授業はポイントがわかりやすく伝わってくるので、時間があっという間に過ぎます。
ユーモアもところどころに入っているのですが、真面目な感じで淡々と話している中でユーモアが入るので、それがまた見ていて面白い。
たまにニュース番組の解説で見かけていましたが、授業を通して高橋和夫さんのファンになりました。
放送大学の授業はいいですね。
BSで無料で見られますし、録画しておいて自分のペースで見ることもできます。
他にも興味のある授業がいくつかあるので、少しずつ受講してみたいと思っています。