0361 「嫌な仕事も好きだと思ってやる」

好きなことを仕事にしたい。

多くの人が思うことです。

YouTubeで養老孟司さんの講演の映像を見ました。

そこで養老さんがこう話していました。

「好きなことをやりたかったら、やらなければいけないことは好きになるしかない。」

確かに。

今の仕事が自分の好きな分野だと思っていても、付随してやりたくないことも出てきます。

私が今までで一番好きだった仕事は、会社を経営することでした。

とても充実していて天職だと思っていました。

ただ、細かく見ていくと、結構しんどいことも多い(というより8割はしんどかった笑)。

ストレスの量は今と比べ物にならないくらいでした。

やらなければいけないことまで好きになる気概がないと務まらないと思っていました。

養老さんはこうも仰っています。

「嫌なことを好きだと思ってやる。やらざるを得ないからやる。そういうことはある程度腹を決めないとダメ。いつでも逃げたいという形でやっているとうまくいかない。だから好きな仕事をしようが嫌いな仕事をしようが結局は同じじゃないかって最後にはそういう気がしてくる。」

深いですね。

「今とは違って、好きな仕事をしたい」と思っていたとしても、結局は目の前の仕事を好きになるよう全力を傾けることが大事ということですよね。

目の前のことでうまくいかないと他を探したくなります。

でも、他を見つけたとしても、また同じことの繰り返しになってしまう。

目の前のことにどれだけ全力で当たれるか。

養老さんから良い言葉をいただきました。

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
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