昨年から毎朝自分に言い聞かせている言葉があります。
「良心に従う」
日々の生活において、良心にもとる行いをしてしまうことがあります。
例えば、電車の中で席を譲らないとき。
疲れているときや、読書に夢中になっているとき、気分が乗らないとき、席を譲るべき相手がいても行動に移さないことがあります。
どれだけ自分の中で言い訳しても、心のどこかでチクリと痛みを感じます。
例えば、信号が赤で渡ってしまうとき。
どんな過疎地で車が来ないことがわかっていても赤信号では渡らないと昔から決めています。
でも、お客様や目上の人と一緒にいて、その方が渡り出したら、自分だけ渡らないというのはなかなかできない。
そんなとき心の中はモヤモヤします。
例えば、嘘をついてしまうとき。
咄嗟に自分を守るために嘘をついてしまうことがあります。
特に仕事をしていると多少の嘘が交じる場面は多いですよね。
でも、心の中では罪悪感が。
仕事がらみや相手がいるときなどは、特に気をつけないといけないと思っています。
その場の雰囲気に流されてしまったり、出来心で何かをしてしまったり。
日々のニュースで、政治や会社で不正という内容をよく目にします。
今朝の日経新聞に「4社に1社で不正発生」という記事がありました。
約220社へのアンケート調査によると、25%が過去5年以内に不正があったと回答したそうです。
最初は小さなことだったかもしれませんが、積み重なることで抜け出せない、またはそれが当たり前になってしまうということもあるのでしょう。
できるだけ良心にもとる行いは避けたい。
そして、良心が向く方向で行動を取っていきたい。
そのように思っています。