洋服をクリーニング店に出すとき、オプションで「ダブルクリーニング」という文言を目にすることがあります。
普通のクリーニングとの違いに関して説明を受けることもあまりないため、いまいちわかりませんでした。
先日、クリーニング店を営む方から教えてもらいました。
通常のクリーニングは「ドライクリーニング」です。
これは、水ではなく溶剤で洗濯します。
油汚れや、水洗いによる型崩れが懸念されるものに適しているようです。
「ダブルクリーニング」は、ドライクリーニングに加え、水洗いをします。
水洗いでは汗などの汚れを落とすことができます。
その方によると、お客様が出す服の多くは汗などで臭いが強いようです。
「ドライクリーニング」を選択する人が多いようですが、汗や臭いは「ダブルクリーニング」でないと落ちきれないそうです。
普段仕事で着ることの多いスーツ。
着る頻度が多いため汗も結構染み付いています。
スラックスは、太ももやお尻など汗をよくかく部位は生地も硬くなり臭いも強くなるようです。
こういった話を聞いてから、クリーニングに出す際は「ダブルクリーニング」にしようと思うようになりました。
クリーニングに出す量が多いと金額も高くなるので、できるだけ安く抑えたいと思ってしまいます。
でも、しっかり洗濯の内容を確認した上で、服に合ったメニューを選ばねばと思いました。
私が今まで出したクリーニング店のほとんどは、こちらから聞かない限りメニューの内容を説明してくれなかった印象があります。
クリーニングの内容を知らない人も多いと思います。
クリーニング店側からしっかり説明していくことは、お客様にも、そしてお店にもプラスになると思います。
「通常のクリーニングでは汗や臭いが落ちきれません」と説明してもらえれば、オプションの「ダブルクリーニング」を選択したくなりますよね。
そして、オプション価格になるので、結果的にお店にもプラスになります。
先日ジャケットとスラックスをクリーニングに出しました。
もちろん、
「ダブルクリーニングでお願いします！」
