後輩が八王子へ遊びにきました。
彼は生まれも育ちも東京23区内。今でもずっと23区内で生活しています。
「自然に触れたい」ということで、八王子に来ました。
まずは、八王子の市役所近くにある浅川の土手を堪能してもらいました。
暑さも若干和らいでいる日で、緑が生い茂り、蝶々やトンボがたくさんいました。
その光景に感動していました。
「自分の視界にこれだけ蝶々やトンボが入ったことはないです。」
それは大げさだな(笑)と思いつつ、喜んでいる姿を見て嬉しく思いました。
その後、奥多摩のあちこちを車で周りました。
緑の多い中のドライブで、彼が抱えている悩みも少しは和らいだようです。
「自然に触れたい」という気持ちは痛いほどわかります。
23区内に住んでいるときに、何度も同じような気持ちになった経験があります。
23区内ではどうしても自然に触れる機会が少なくなります。
建物も高く密集しているため、視界に入る空も狭い。
公園に行けば自然もありますが、開放的な場所はそこまで多くはありません。
そういう生活が続いているときには、たまに自然豊かな開放的な場所で時間を過ごすだけでも気持ちがスッキリします。
「自然に触れたい」という気持ちは人が持つ根底的なものなのかもしれませんね。
逆に言うと、自然に触れていない環境で過ごし続けることに無理があるのかもしれません。
彼の言っていたことで印象的だったことがあります。
「意識して自然に触れる機会を持たないといけないなと思いました。」