今は中小企業診断士の活動をメインにしています。
中小企業診断士は国家資格なのですが、この資格には試験があります。一次試験が科目試験で、二次試験は筆記試験です。
この一次試験の科目は7科目あります。
- 経済学・経済政策
- 財務・会計
- 企業経営理論
- 運営管理
- 経営法務
- 経営情報システム
- 中小企業経営・中小企業政策
勉強したのは30歳前後でしたが、当時は寝る間を惜しんで一生懸命勉強しました(笑)
この中で「経済学・経済政策」があります。経済理論の基礎をしっかり勉強した記憶があります。
中小企業診断士は経営者に寄り添う専門家のため、経済に関しての基礎知識もないといけないということで試験科目に入っているのだと思います。
最近、経済に関する本を何冊が読んでおり、改めて経済学について学ぶことの有益性を感じています。
国は、経済の流れや社会情勢により政策を決めます。世の中の流れがどうなっているのか。それに対して国はどういう方向性に持っていこうとしているのか。
その政策の中には中小企業向けの支援策もあり、その流れを把握しておくことが大事になります。
経済は難しい内容も多いのですが、せめてニュースや新聞で出ている内容の大枠だけでも理解しておくことが求められます。そのためにも、基礎的な経済学を勉強するということが大事であると今では思います。
たとえ勉強したことのほとんどを忘れていたとしても、再度学び直そうと思ったときに何に当たれば良いかがわかるだけでも、あのとき頑張って勉強した甲斐があったというものかとも思っています。
30歳くらいの時期に集中的にこういった勉強を出来て良かったと、実感しています。