ふと気がつくと、デスクの上には新聞や雑誌の記事の切り抜きが。
新聞や雑誌の記事で興味のあるものを切り抜いています。
あとで読もうと思うのですが、知らない間に溜まってきます。
こういう記事って、気合を入れて読む内容のものが多いため、自ずと溜まります(笑)
どこかで時間を取って集中的に読もうとは思っています。
ただ、毎日のように新聞や雑誌の情報が入ってくるため、日々の情報に目を通すだけでアップアップになるときも多いです。
情報ということでは、現在読んでいる本で面白い内容がありました。
イスラエルの歴史学者・哲学者のユヴァル・ノア・ハラリさんが、著書『21 Lessons』の中
で情報に関して言及しています。
巷に溢れる情報は嘘も多い。その中でどう情報を取っていくか。
ハラリさんによると、① 信頼できる情報が欲しければお金を出すこと、② 何かを深掘りしたければ関連する専門的な文献を読む努力をすること、の2点を挙げています。
インターネット上には無料で多くの情報が入手できます。ただ、企業が自社の商品・サービスを売り込む一環として無料の情報を提供していることもあります。それらの情報を鵜呑みにすることのリスクも考えておく必要があります。
情報の深掘りということでは、昔読んだ本のことを思い出しました。信頼できる専門書を3冊程度読めば、その分野に関する基礎的な部分はある程度理解できると。
専門的な文献でも間違っている可能性はあります。ただ、その内容を退けるのであれば、まずはその内容を理解した上で、「自分の主張を支える証拠を何かしら提示」して反論することをハラリさんは求めます。
情報にどう接するかの示唆を得られる内容でした。
情報量が多い中での取捨選択も大事ですよね。
著名人など声の大きい人の発言は信頼したくなります。でも、一度立ち止まる、思い切って情報を受け止めない、そういったことも必要かなとも思います。
私のデスクの上に積まれた記事の切り抜き。
これらも取捨選択しながら読む量を少なくしていきたいと思っています(笑)