「香りには旋律がある。」
お香の会社の社長さんの言葉です。
素敵な言葉だと思いました。
お香の世界では、香りを「嗅ぐ」ではなく、香りを「聞く」と言います。
お香だから「聞く」という言葉を使う。
単純にそう捉えていました。
社長さんが言います。
「香りにも強弱や上下があり、それはまるで音符のようなものでもあるのです。」
そういう捉え方をすると、香りだけでなく、音としての広がりがイメージでき、よりお香の持つ魅力に惹かれます。
今日はどんなお香を聞きたいか。
生活に流れる旋律にどうお香の旋律が重なるか。
ちょっとした休憩の時間に、この音符たちに耳を傾けてみたいと思います。