最近は読書に関して考えることが多いです。
自分の関心が読書に向いているからでしょう。
読む本を選ぶ際に気をつけたいと思っていることがあります。
あまり「推薦図書」みたいなものから選ばないようにすること。
雑誌や新聞などで「推薦図書」を目にします。参考にはなりますし、これを見ていると買いたくなります。
でも、これって自分の求めるものを読んでいくことではなく、他人の価値観の中で選ぶということになってしまう。
自分の視野が広がることもありますし、得るものも多いとは思いますが、極力自分の中で欲しているものや、直感を大事にしたいと思っています。
昨日の日経新聞に、仏教学者の佐々木閑さんのコラムが載っていました。敢えて世界遺産をめぐらない旅をしたという内容でした。
世界遺産というのは専門家たちが太鼓判を押して推薦する名所であるから、それなりに見る価値はあるに違いない。しかし私自身がそこを「世界の遺産だ」と承認しているわけではないから、言ってみれば「他人の価値観」である。
面白い視点で、心に残りました。
情報の多い現代。
何事も自分で選んでいるようで、実は他人の価値観の中で選んでいるのかもしれません。
はじめのうちは他人の価値観の中から選ぶことで土台ができます。
慣れてきたら、自分の内から湧き上がるものに意識を向けていくことで、より深い体験ができるのではないかと思っています。
