アマゾンプライムで『PERFECT DAYS』を観ました。

監督はドイツのヴィム・ヴェンダースさん。
主演は役所広司さんで、2023年のカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞したことでも話題になりました。
いつか観てみたいと思っていました。
東京でトイレの清掃員として働く無口な主人公。
安アパートに1人で住み、起きると植物に水をやり、清掃場所へは軽自動車でカセットテープの音楽を聴きながら向かいます。
お昼休憩では、小さなフィルムカメラで木々の写真を撮ります。
帰ってくると銭湯に行き、浅草駅地下の居酒屋で軽くお酒を飲み、夜は本を読みながら眠くなると寝ます。
毎日同じような日が繰り返されます。
その何気ない日々の中にも小さな喜びが満ちています。
そういった日常を描きながら、誰もが持っているような過去の影のような部分が描き出されます。
この映画は本当に良かったです。
何も特別なことがなくとも、日常で小さな喜びはたくさん持てる。
植物に水をやる、カメラで木々を撮る、読書する、音楽を聴く、お酒を飲む。
でも、人は誰でも心にチクリと痛む部分があり、それを抱えて生活している。
主人公と自分自身が重なる部分、共感できる部分がありました。
この映画は日常を淡々と描いているのですが、飽きさせないテンポでぐっと引き込まれました。
しかも、主人公は平山という名で親近感も湧きます(笑)
素敵な映画でした。
