お客様と話していると世の中の流れが変わってきているということを感じるときがあります。
それぞれの分野で日々感じる顧客ニーズの変化や取引先の動向などを伺うのは楽しいものです。
この数年は円安傾向が続いています。
円安によって海外からの仕入れ価格が高くなって厳しいというお客様の声をよく聞くようになりました。
みなさん販売価格を上げることでなんとか対応されています。
こんな話を伺いました。
国産以外にも輸入品を取り扱っている知名度のある食品小売店があります。
その小売店では円安が進んでいるため、輸入品の取り扱いをやめ国内生産での商品づくりに舵を切りはじめているようです。
これを聞いたとき驚きました。
そのお店は海外からの商品も取り扱っているため「他では買えない商品がある」「質が高い」「洗練されている」という印象を私は持っていました。
お店のブランドイメージにもつながっている部分から離れていかざるを得ないくらい円安は厳しいんだなと。
そのお店は国内生産の商品も特徴的ではあるので、そこまで大きな影響はないかもしれません。
ただ、私には大きな方向転換に映りました。
日々接しているニュースなどで世の中の流れを追ってはいても、ミクロでどう変化しているかはなかなか気づきにくいもの。
ある地域では災害に備えて工場などを移転する事業者も多いという話を聞きました。
経済だけでなく、温暖化、台風、地震なども確実に事業者へ影響している。
お客様を通してミクロの変化を伺えるというのは私には貴重な機会になっています。
