省エネ住宅である「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」。
太陽光発電などを利用しながら、空調や照明といったエネルギー量を実質的にゼロにする住宅のことです。
昨年から気になっています。
気候変動のことを考えると、多くの時間を過ごす住宅はこのような省エネを意識したものにしたいという気持ちが強くなってきました。
資源エネルギー庁が出している資料によると、ZEHのポイントは3つあります。
- 壁や窓は高断熱:断熱性能を上げることで冷暖房に使うエネルギーを抑制
- 省エネ:一般的な住宅と比較してエネルギー消費量を20%以上削減
- エネルギーを創る「創エネ」:太陽光発電システムなどを導入し年間のエネルギー収支をゼロに
国は2030年までには新築住宅をZEH水準に引き上げることを目標としています。
今朝の日経新聞に、ZEHの普及率に関する記事がありました。
福井県が一番普及しており39.3%となっています。
寒い地域では二重窓や断熱材の活用などが浸透しているためZEHの普及率も高くなり、沖縄県のように台風の多い地域では太陽光パネルの設置が進みづらいという状況もあるようです。
また、建築コストの上昇も普及を妨げている一因となっています。
東京都のZEH普及率は13.0%で低くなっています。
ちょっと意外でした。
東京都では2025年4月から新築住宅には太陽光パネルの設置が義務化されます。
そのような取り組みをしているので、もっと普及率は高いのかなと思っていました。
ZEHなどの流れは良いことだと思います。
国からの補助金もあるようですし。
10年後は太陽光パネルが設置された住宅を当たり前のように見かけることになるのでしょうね。
私もいつかはこういった家を建て住んでみたいです。