0138 円安の要因

経済に関するニュースに関心を持っているのですが、ホント理解が難しいです。

一度理解してもなかなか飲み込めず、次から次へと疑問点が湧いてきます。

そんなときは、ChatGPTに教えを請うています。

最近、対ドルで円安が進行してきたと思ったら、この数日で円高が進みました。

日経新聞(2023年7月15日)に、為替の動きがどういった要因で起きるのか解説記事がありました。

経済知識が浅い私には、非常に参考になる内容です。

為替に関しては、まずはこのことを押さえながら日々のニュースを追っていきたいと思っています。

振り返りのためにメモとして残しておきます。


<円相場に影響する大きな要因>

① 輸出−輸入
・輸入が上回る(貿易赤字)
 → 外貨で支払うために円を売って外貨を買うことが増える→ 円安

・輸出が上回る(貿易黒字)
 → 外貨の収益を円に換えるために円買いが増える → 円高

*現在は輸入が上回っているため円安傾向に

② 海外金利−国内金利
・金利差が拡大
 → 金利が上がる外貨で運用するため円を売って外貨を買うことが増える → 円安

・金利差が縮小
 → 金利が上がる円で運用するため外貨を売って円を買うことが増える → 円高

*米国の金利は5.25%、日本-0.10%(2023年7月時点)のため円安傾向に

解説記事では、最近の円高へ進んできた要因を3つ挙げています。

<円安進行にブレーキをかけた要因>

① 輸入物価より輸出物価が上回ってきた
 輸出物価の伸びが輸入物価を上回ることで貿易赤字が縮小傾向に向かう → 円高

② インバウンド(訪日外国人)の増加
 インバウンドは外貨を円に換える→ 円高

③ 米国債の「逆イールド」
 米国債で「逆イールド」が起きている。「逆イールド」は景気後退の予兆とされ、中央銀行が金利を下げる方向に転じることが予想される。金利差が縮小の予想 → 円高

*「逆イールド」:2年物国債の利回りが10年物国債の利回りを上回る(通常は長期国債の方が利回りは高い)

35歳のときに40年以上続く会社を後継者として 事業承継を行い、6年間代表として経営に携わりました。代表を退任後は、中小企業の事業承継を支援しています。中小企業診断士/ビジネスコーチ
ホーム
記事
検索
雑記メモ